1. 五秒ライムの回避

たとえば素材が「タイタニック」だと すぐに浮かぶのは「大パニック」
あとはそうね「ダイナミック」ビギナーがやるのはかわいらしいけれど
この手のフレーズは最短一分で踏めるし皆が使いがち
一歩上の手法を以下にくわしく述べましょう これはガイダンス実習

2. 子音合わせについて(独創性の問題)

飛び付きやすい「炊いた肉」 一致率90%「肢体・体躯」
母音不一致混ぜ「与えたニックネーム」 「鯛かウニ」とか「渡る大陸」
デメリット1は候補の少なさ 一致率100ならだいたい三つが限度
他人と被りやすいっつうのは弱点と知ってもらいたい

3. 子音合わせについて(明瞭性の問題)

デメリット2は内容の破綻 強引なのもたまにはいいけれど
文章が意味わかんないくらいになると減点対象 巨大なリスク
うまく使えば愉快なギミック 用法ミスればアイツはKILL YOU
自然さ保ち上手い歌詞作れ 慎重な取り扱いが必須

4. 言葉選びの改善

内容のリンクを最大にするなら素材に合わせて「大惨事」とか
「海岸~陸」「渚に沈む」あるいは「居ないキャビンクルー」
ただ これもやりすぎりゃえらい退屈な話
ときには意外なピックアップのワードを仕入れて
あいだに幾つか挟んでみると据わりが良い

5. 特定のジャンルで揃える

「牡蠣フライ風」「ズワイガニスープ」「フライガーリック」など“食品縛り”や
「アイスキャンディーでいえばガリガリ君」 固有名詞絡めてパンチライン作る
アジアチックに「チャイナ~ヒンドゥー」や「大韓民国」「タイワニーズ」
「出会えた理由」「願いは一途」とか くすぐったいやめろ 愛かピースは

6. 文章として連結する

「腐敗した異臭に使えファブリーズ」「単位足りるだけの最短日数」
「貝や真珠よりダイヤリング」「ザンビア地区のタイガーフィッシュ」
「大殺戮し無罪アピール」「在宅勤務やめ会社に行く」
など
意味を近付けた配置はユニーク アイデア切り口が差異らしい

7. 外国語を混ぜる

英単語も使い「finalist」「calligraphic」と自在なミックス
数単語つなげて「hide and seek」とか英文もOK「I have dream」
注意点として「Are you happy?」のようにだいぶラフに崩す場合がありうるが
踏んでいる箇所さえ曖昧となり読み取れないようじゃ台無し

8. アクセントとしての崩し

子音重ね「階下に響く」 母音の付け足し「代打イニング」
小技も覚えりゃ まあ板につく こなしたレッスン 第何シーズン
改善しては再発進 いつも読み返す姿勢が大事なピース
今一度おさらいで書いた実例のサンプルを載せるか以下に

消えない決意 乾いたインク 緻密な計画を大胆に組む
裸一貫に海パン ブリーフ 無鉄砲に長い旅する
体温下がったならタイカリー食う 怠惰に暮らすよりタイタニック
みたいな起伏も耐えた自負で さあ今ピーク迎える開花指数

あとがき

韻なんてマイナーリーグの解説は無いかニーズ? と再三危惧しつつお送り
ライムスタディルームは次回につづく バイチャ see you

text / SIX
beat / Funky Bijou "Kropp Break"

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