Other SIX
タイトロープ

町はだいだい色帯び
のぼりくりかえし毎回リローディング
移り変わりの中つづきゆく螺旋
でも変わってしまう自分に薄々気付く
結論を迂回するターニングポイント
自覚しているそんな回りくどいところ
優しさに思えるほど長い暗い夜
たまに呼び掛けるようなトラフィックライト
知るために別の何かを忘れ
一体いつまで行けるの　足跡はクレータ
永遠じゃない旅の通過点にいる感じ
崖の上で歩むくせに強がって可笑しい？
タイトロープの上　つづるアンソロジー
タイトルを付けるならせいぜい“幻”
リコメンドされた航程に合わすことないまま
気が付けば異常値のコンティニュアスカウント

text / SIX
beat / gny "please don't"