記憶を移植されたAIのお話のワンシーン。
幸せで懐かしいはずの思い出に実感が持てない。
そんな戸惑いをモチーフに作りました。
Vocal : maneko
Music : 一譲 計

<Lyrics>
閉じたカーテンが こぼす光
眠るあどけない寝顔 まだ夢の中

温かな声 まどろみから
わたしを抱き上げる
遠い 遠い ありふれた朝

記憶の窓のガラス越し
それは届く場所にあるようで
手繰ること 叶わない
果てなく 甘く 切ないまぼろし

始まりのない 思い出の中の
いつか いつかのあの日々は
どこか だれかの忘れもの
わたしはそれを見つめている
色褪せた映画を懐かしむように

記憶の窓の向こう側
わたしの知らない わたしが笑っている
虚しく回るだけの追憶は
音もなく 香りもなく 手に触れる心地もなく

掴むこの手をすり抜ける
いつか いつかのあの日々は
どこか だれかの思い出の欠片
わたしはそれを拾い集めている
破れた写真を繕うように

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